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ISO12647-2(プレス・プリプレス部門)同時認証
平成21年9月4日、当社は印刷の標準化に関する権威であるドイツの研究・認証機関FOGRAによる印刷の国際規格『ISO12647-2』を認定取得しました。世界でもまだ200社強の印刷会社しか認証・取得しておらず、日本では当社が8社目の取得となります。
ISO12647-2とは、
- オフセット印刷で決められた基準を許容範囲内で常に安定して印刷できるという印刷技術
- 画像データが本来持つ色を、可能な限り保持したまま、印刷に適したデータに変換する製版技術
- プリンタなどの色を印刷物と可能な限り同じになるように調整するマッチング技術
これらの技術をこの会社は持っているということを証明する国際的な認証です。
当社がこの認証を持つということは、国際規格に準拠した印刷であれば、日本のみならず海外のクライアントからの要望にもお応えできるということです。
また、これらの技術力に裏付けられたワークフローにはインキや用紙の無駄が少なく、結果として環境に配慮した企業であるという認証とも言えます。
お客様からご注文をいただき、商品を納品する。当社におけるその商品とはつまり印刷物です。お客様の関心はプルーフの色でもモニタの色でもなく、納品される印刷物です。
その印刷物がどのような色になるのか。これを把握するところから管理は始まります。
印刷物というのは、用紙の白色度はもちろんインキの種類、印刷機の仕立てや温度・湿度によっても変化する、とてもデリケートなモノなのです。
逆に考えると、これらの変動要素というべき項目をきっちり管理できるということは色の再現を適正に行うことができるということになります。
用紙・インキの組み合わせで1次色の色が決まりますが、その色をインキ濃度値以外にも分光光度計によりCIELABという色の絶対値で管理しています。
さらに各色の網点を面積率で計測し、基準どおりのドットゲイン※注になっているかを管理しています。これらの値が基準値か許容範囲内に収まっていればOKとなります。

印刷に必要なものに、用紙とインキの他にプレートがあります。特にこのプレートの良し悪しで印刷結果が決まってしまいます。
当社ではCTPによるプレート出力を行っていますが、日常管理としてプレートがいつも同じ状態で現像されていることをプレート測定装置を使用して管理しています。
また、どのような階調再現をするかを「キャリブレーションカーブ」として登録し、印刷で適正なドットゲインが再現されるように調整しています。これにより、もしも
印刷でドットゲインが低いという状態になってもその分を簡単に補うことができます。
つまり印刷現場からの印刷状態管理のフィードバックにより常に印刷結果が安定するようなプレートを出力することができるということです。

印刷結果が常に安定した状態になるということは、その印刷結果のデータがあればそのまま他の装置に印刷結果を再現するということが可能になります。
当社では、用紙・インキ・ドットゲイン・ベタ濃度・ベタのLAB値などを管理した状態で、専用のカラーチャートを印刷し、その印刷物を分光光度計で
測色します。そのデータを元にICCプロファイルというデータを作成し、適正にキャリブレーションされたモニタやプリンタに適用することで、最終結果に近いものを見ながら
データを調整することが可能になります。
当社ではお客様にプルーフとしてインクジェットプリンターで出力したものをお渡しすることができます。

デジカメの普及で写真原稿もデジタルデータが多くなりました。デジカメで撮影した瞬間に色は決まるのですが、そのデータはRGB(Red,Green,Blue violet)という光の3原色の情報を持っています。
ところが、オフセット印刷はCMYK(Cyan,Magenta,Yellow,Black)という4つの色で再現するのが基本です。つまりRGBからCMYKへの色変換を行う必要が出てくるのです。
何が問題かというと、CMYKというのはインキに依存した情報であり、同じシアン50%という設定でも最終的に使用するインキや印刷機が違えば色が変わってしまうのです。
最終的にどういう印刷をするのかわかっていないと適正にCMYK変換できないということが言えるのです。
ところが当社は印刷のデータをICCプロファイルとして管理していますので
適正に本来の色を可能な限り保持しながら変換することができます。
データ上の網点より印刷した網点が太る現象をドットゲインといいます。ドットゲインは印刷再現において大きな影響を及ぼします。
ISO12647-2が定めるドットゲイン値は、ハイライト部、シャドウ部、中間部の許容数値が厳格に定められており、分光光度計「Spectoro Eye(スペクトロアイ)」で、印刷紙面に配置したコントロールストリップの濃度を測定し、ドットゲインを「ISO基準数値」に一致させていきます。
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